【保存版】カブトムシの持ち方の基本とは?痛くない安全な方法まとめ

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カブトムシを捕まえたとき、どのように持つのが正しいのか迷うことはありませんか?特に、手に乗せると痛いと感じたり、持ち方によってはカブトムシに負担をかけてしまうこともあります。そのため、安全かつ正しい方法を知ることが大切です。

オスの成虫はツノを持つ方法が基本ですが、間違った持ち方をするとツノが折れる可能性があります。一方、メスの成虫にはツノがないため、体の側面をつかむのが適切です。

また、幼虫は成虫以上にデリケートなため、素手ではなくスプーンや手袋を使って扱うと安心でしょう。

さらに、カブトムシの飼い方にも注意が必要です。環境が適切でないとストレスを与えたり、寿命を縮めてしまうことがあります。飼育ケースの選び方やエサの管理をしっかり行い、カブトムシにとって快適な環境を整えましょう。

本記事では、カブトムシの正しい持ち方や飼育時の注意点を詳しく解説します。初めてカブトムシを触る方も安心して扱えるよう、ポイントを押さえてお伝えしていきます。

  • 成虫のオスとメスの正しい持ち方
  • 幼虫を安全に持つための方法
  • 手に乗せると痛い原因と対策
  • 飼育時に注意すべきポイント

この記事を書いてる人

kablog
ナツ
  • どんな人?
    30代フリーランサー二児の父
  • ブリード歴は?
    2022年春よりカブトムシ・クワガタのブリード開始
  • どんな種類を飼育してる?
    カブトムシはヘラクレスやサタンなど、クワガタはニジイロやメタリフェルなどを主にブリード中、常時200匹以上飼育中
目次

カブトムシの持ち方の基本と注意点

  • 成虫のカブトムシ持ち方【オス編】
  • 成虫のカブトムシ持ち方【メス編】
  • カブトムシ幼虫の持ち方のポイント
  • カブトムシを手に乗せると痛い?対策方法

成虫のカブトムシ持ち方【オス編】

カブトムシのオスを持つときは、短いツノである「胸角(きょうかく)」をつかむのが基本です。

この持ち方は安定しやすく、カブトムシの負担も少ないため、多くの人に推奨されています。

ただし、長いツノである「頭角(とうかく)」を持つのは避けましょう。

頭角は意外ともろく、強い力が加わると折れてしまうことがあります。さらに、ツノごと頭部が外れてしまうこともあるため、慎重に扱うことが大切です。

また、オスのカブトムシは力が強く、持ち上げた瞬間に羽を広げて飛ぼうとすることがあります。この動きに驚かないよう、しっかりと持つことが重要です。カブトムシが木にしがみついている場合は、無理に引っ張るのではなく、軽く左右に揺らしながらゆっくりと持ち上げるとスムーズに離れてくれます。

もしツノを持つのに抵抗がある場合は、カブトムシの体の側面を親指と人差し指でつかむ方法もあります。ただし、この持ち方では足が暴れることがあるため、爪が引っかかってしまわないよう注意が必要です。

ナツ

カブトムシを持つときは、長時間持つのは避けましょう!生体に負担がかかる場合があります。

成虫のカブトムシ持ち方【メス編】

メスのカブトムシはオスと違いツノがないため、持ち方が少し異なります。

基本的には、カブトムシの体の側面をつかむ方法が一般的です。

親指と人差し指を使い、体の両側を優しく挟むことで、しっかりと保持できます。この持ち方はメスにとっても負担が少なく、持つ人の手にもフィットしやすいでしょう。

ただし、メスのカブトムシも脚の爪が鋭いため、しっかりと木や物にしがみつこうとします。無理に引きはがそうとすると、爪が取れてしまうことがあるため、木から離すときはゆっくりと持ち上げるのがポイントです。

もし素手で持つのが怖い場合は、厚めの手袋を使うと安心です。

また、カブトムシは驚くと羽を広げて動こうとすることがあります。メスの場合も同様で、急に動くことがあるため、持つ際には慌てずに慎重に扱うことが大切です。

特に、長時間持ち続けるとストレスを与える可能性があるため、必要以上に持ち上げないようにしましょう。

カブトムシ幼虫の持ち方のポイント

カブトムシの幼虫を持つときは、成虫以上に注意が必要です。

幼虫の体はデリケートで、強く握ると簡単に傷ついてしまうため、できるだけ優しく扱いましょう。

基本的には、手袋をはめて持つかスプーンやプラスチックのヘラを使って持ち上げるのがおすすめです。

もし素手で持つ場合は、指の腹を使ってそっと持ち上げるようにしましょう。ただし、手には人間の皮脂や常在菌が付着しており、幼虫に悪影響を与える可能性があります。そのため、持つ前には手を清潔にし、できるだけ短時間で観察を終えることが大切です。

また、カブトムシの幼虫は温度変化に弱いため、長時間手の上に置かないようにしましょう。特に、人間の体温は幼虫にとって高すぎることがあるため、長時間の接触は避けるのが賢明です。観察が終わったら、すぐに元の土に戻し、安定した環境を保つことを心がけましょう。

カブトムシを手に乗せると痛い?対策方法

カブトムシを手に乗せると、「痛い」と感じることがあります。

その理由の一つは、カブトムシの足にある鋭い爪です。カブトムシは木にしがみつくために発達した爪を持っており、それが人間の肌に食い込むことで痛みを感じることがあります。

特に、柔らかい皮膚の部分に乗せた場合は、爪が引っかかりやすく、より痛みを感じるでしょう。

この痛みを防ぐ方法として、まず手袋を着用するのが有効です。特に、厚めの手袋を使用すると、爪が直接肌に当たるのを防ぐことができます。

ナツ

おすすめはキャンプなど使用する皮の手袋が厚く、爪が食い込みにくいですよ!

また、カブトムシが手に乗った状態で無理に引き離そうとすると、爪が食い込んでしまい、余計に痛みを感じることがあります。そのため、手に乗せる際は、あらかじめ枝や木片を用意し、カブトムシが自然に移動できるようにすると良いでしょう。

もし素手で触る場合は、カブトムシがしっかりと足場を確保できるよう、手のひらをなるべく平らにして乗せるのがポイントです。カブトムシが落ちそうになるとしがみつこうとして爪を立てるため、安定した状態を保つことが重要です。痛みを軽減するためには、優しく扱うことを意識し、無理な動作を避けることが大切です。

カブトムシの持ち方と飼い方の注意点

  • カブトムシの飼い方と注意すべきポイント
  • 持ち方だけじゃない!カブトムシ飼育の基本

カブトムシの飼い方と注意すべきポイント

カブトムシを飼育する際には、環境の整備やエサの管理が重要です。

適切な飼い方を実践することで、カブトムシの健康を維持し、より長く飼育することができます。しかし、注意しなければならない点も多いため、基本的なポイントを押さえておきましょう。

カブトムシを飼うためには、まず飼育ケースを用意する必要があります。

ケースの大きさは、飼う個体の数に応じて選びましょう。例えば、オスとメスを一緒に飼う場合は、中型以上のケースが適しています。ケースの底には、昆虫用のマット(土)を10cmほどの深さで敷き詰め、湿度を適切に保つようにします。乾燥を防ぐために、定期的に霧吹きをすると良いでしょう。

ただし、水を与えすぎるとカビが発生する原因になるため、湿りすぎないように気を付けます。

エサとしては、昆虫ゼリーを使用するのが一般的です。

スイカやバナナなどを与えることもできますが、水分量が多く、腐敗しやすいため注意が必要です。

特に、暑い時期には傷みが早いため、毎日新しいエサに交換しましょう。カブトムシは夜行性なので、エサを入れるタイミングは夕方以降がおすすめです。

カブトムシは非常に力が強く、ケースのフタがしっかり閉まっていないと簡単に脱走してしまいます。そのため、ケースのフタはロック付きのものを使用するか、重りを乗せておくと安心です。

脱走させないためのポイントについては、こちらの記事を参考にしてみてください↓↓

また、カブトムシ同士は縄張り争いをすることがあり、オス同士を同じケースに入れるとケンカをしてしまうことがあります。複数飼育する場合は、十分なスペースを確保するか、オスは別々のケースで飼うと良いでしょう。

さらに、直射日光が当たる場所での飼育は避ける必要があります。

カブトムシは暑さに弱く、高温になると体力を消耗しやすくなります。特に夏場は、風通しの良い日陰や室内で管理するのが理想的です。飼育ケース内の温度が高くなりすぎないよう注意し、涼しい環境を整えてあげましょう。

このように、カブトムシを飼うにはいくつかの注意点があります。適切な環境を整え、健康に過ごせるように管理することで、より長く観察を楽しむことができるでしょう。

持ち方だけじゃない!カブトムシ飼育の基本

カブトムシを飼育する際には、持ち方だけでなく、日々の管理方法や適切な飼育環境についても理解しておくことが大切です。

カブトムシは短い寿命の中で活発に動き、適切な環境が整っていなければストレスを感じやすくなります。そこで、基本的な飼育方法を確認しておきましょう。

まず、飼育ケースの選び方が重要になります。

カブトムシは活動的な昆虫のため、十分な広さのケースを用意しましょう。特に、オスとメスを一緒に飼育する場合は、互いにストレスを与えないよう、広めのスペースを確保することが必要です。

ナツ

出来れば1匹ずつ飼育する個別飼育がおすすめ!

ケースの底には昆虫マット(もしくは、ヒノキや水苔など)を敷き詰め、カブトムシが潜りやすい環境を整えます。マットの上には登り木や樹皮を設置し、カブトムシが転倒したときに自力で起き上がれるようにしましょう。

エサの管理も欠かせません。カブトムシは夜行性で、夜間に活発に動きながらエサを食べます。そのため、昆虫ゼリーを夕方に設置し、毎日清潔なものに交換することが大切です。

また、スイカやメロンなどの水分の多い果物は消化不良を引き起こす可能性があるため、避けた方が良いでしょう。昆虫ゼリーは栄養バランスが考えられているため、主食として最適です。

さらに、飼育環境の温度管理にも気を配る必要があります。カブトムシは高温多湿を嫌うため、直射日光の当たる場所は避け、風通しの良い場所で管理することが望ましいです。

特に、30℃を超える環境では体力を消耗しやすくなるため、できるだけ25℃前後の涼しい環境を維持するようにしましょう。

また、カブトムシの健康を守るためには、定期的なマットの交換も必要です。

マットが汚れると、カビや雑菌が発生し、カブトムシの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。目安としては、1週間に1度の頻度で新しいマットに交換すると良いでしょう。

交換の際には、幼虫や卵が紛れていないかを確認し、慎重に作業を行うことが大切です。

カブトムシの飼育は、適切な環境と日々の管理が欠かせません。持ち方だけでなく、エサの管理や温度調整、清潔な飼育環境を維持することが、カブトムシを元気に育てるための基本となります。これらのポイントを意識しながら、快適な飼育環境を整えましょう。

まとめ|カブトムシの持ち方と安全な扱い方のポイント

この記事のポイントをまとめます。

  • オスのカブトムシは短いツノ(胸角)を持つ
  • 長いツノ(頭角)は折れやすいため持たない
  • 持ち上げる際は左右に揺らして木から離す
  • メスは体の側面を優しく挟んで持つ
  • 無理に引っ張るとカブトムシの爪が取れることがある
  • カブトムシの爪は鋭いため、素手で持つと痛い
  • 厚手の手袋を使うと痛みを軽減できる
  • カブトムシを持ち続けるとストレスを与えるため注意
  • 幼虫はスプーンや手袋を使って持つのが安全
  • 幼虫は温度変化に弱いため長時間手に乗せない
  • 飼育ケースは通気性が良く適度な湿度を保つ
  • オス同士は争うため同じケースに入れない
  • カブトムシは夜行性なので夕方以降にエサを与える
  • エサは腐りやすいため毎日交換する
  • 直射日光を避け、涼しい環境で飼育する
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この記事を書いた人

カブトムシ大好き!
今では飼育を楽しみながら、副業にもチャレンジをしています。
カブトムシの魅力を伝えていきますよー^^

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